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青藍の好きな癒しの本たちの、ほんの一部



▼一見ふつうの本・・・どんな物語のどんな人物が心に響くか

▽月の影 影の海(十二国記)
 (小野不由美)


 これは単なる冒険ファンタジーではなく、舞台こそ古代中国に似た異世界であるものの、主人公の心の成長記です。
 NHKアニメや、ゲームにまでなった十二国記ですが、ぜひ原作を読んでみて下さい。

 冒頭は高校生活なので学園もの? と思いそうですが、それは冒頭だけ。すぐに物語に引き込まれます。
 自分の在りように悩み苦しみ、信じ裏切られ、信じられ裏切り、期待し絶望し。そして自己を確立していく主人公。

 この本は、どんなに本を読んでも、カウンセリングを重ねても、私の心にはピンとこなかったことを教えてくれました。

 「おいらは陽子に信じてもらいたかった。
  だから信じてもらえりゃ嬉しいし、
  信じてもらえなかったら寂しい。
  それはおいらの問題

  おいらを信じるのも信じないのも陽子の勝手だ。
  おいらを信じて陽子は得をするかもしれねえし、
  損をするかもしれねえ。
  けどそれは陽子の問題だな」

 もしもあなたが昔の私のように、

 「自分の問題? 相手の問題?
  頭では分かるけど、理屈は分かるけど、理解できない! 納得できない!!」

と苦しんでいるなら、ぜひ読んでみて下さい。


 少女小説版はちょっと・・・という場合は、ふつうの講談社文庫版でどうぞ。
 でも挿絵はやはり、講談社X文庫ホワイトハート版がおすすめです。


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▽霧のむこうのふしぎな町
 (柏葉幸子)


 小学6年生の主人公リナは、風変わりな人々が住む「霧の谷」で、夏休みの1週間を
 「働かざるもの食うべからず」
で過ごし、どんどんたくましく成長していきます。

 絶対行ってみたい霧の谷、お話ももちろん好きなのですが、このお話の中にジャム入りの紅茶を飲む場面とか、いくら食べても太らないお菓子、とびきりの腕を持ったコックさんのごはん・・・が出てきて、それがもうおいしそうでおいしそうで(笑)

 私が小学生の頃から大好きな本です。


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▽少女パレアナ
 (エレナ・ポーター)


 『よかった探し同盟』を作ろう!と思い立った時、改めて原作を読んでみたところ、とってもとっても良かったです。

 『よかった探し』とは、アニメ劇場の『愛少女ポリアンナ物語』でおなじみ、どんな時でも嬉しく思えることを探すというゲームです。それはもうパレアナの日常です。(パレアナは旧訳原作)

 道のりが遠ければうれしい。車に乗っていられるから。
 近くても、早く着くからそれがまたうれしい。
 花は枯れるからこそうれしい。また新しいのが咲くから。
 あなたがあなたなのが、うれしい。

 人と比べてあの人よりマシ、みたいな喜び方の時はどうかなーと思いましたが、まぁ子どもですし、本人もこういう喜び方は本当はイヤと言ってます。(笑)

 一事が万事この調子で、町中にこの遊びを浸透させたパレアナと一緒に、あなたも今日から『よかった探し』しませんか?

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▽フィーメンニンは謳う
 (山口美由紀)


フィーメンニンは謳う/山口美由紀 日常生活に疲れ果てて、余裕がなくなっている時、ぜひ手にとってみて下さい。
 妖精の森へ行ってみませんか。これは、まるで長い絵本を読むような感覚のマンガです。

 森の中の綺麗な花畑。そこは"あっちの世界"と繋がっている場所なのです。
 "あっちの世界"とは、妖精や怪物などが住んでいる、"こっちの世界"の住人が「夢・幻・おとぎ話」という一言で片付けてしまっているところ。

 2冊で完結なので、ぜひ2冊セットでどうぞ。(フィーメンニンは謳う(第1巻)フィーメンニンは謳う(第2巻)

 続編というか姉妹編の『タッジー・マッジー』や、新作『天空聖龍』もいいですよ~♪


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▽ドラゴンボール
 (鳥山明)


 このドラゴンボール、もはや知らない人はいないでしょうが、
原作を読んだことのない人はいるかも知れないですね。

 これは、ただの格闘マンガではなく、多彩な登場人物たちの成長物語なのです~!
 ぜひ一度読んでみて下さいね。おもしろいですよ。

 魅力的な登場人物がいっぱい!
 私はマジメなピッコロさんが好きです。改心(?)後のベジータとか。


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▽だれも知らない小さな国
 (佐藤さとる)


 コロボックルって知ってますか? アイヌに伝わる伝説で、【ふきの葉の下にいる人】=小人のことなんです。

 主人公は、子供時代に秘密の素敵な小山で、ある夏、小さな小さな人達と出会います。
 大人になってもそれは忘れられず・・・。

 私が小学校中学年の頃、夢中になって読んだ本。シリーズが全部で6冊あるのですが、お小遣いを握り締め、毎日のように本屋さんへ買いに行った記憶が。
 いつか私の前にも、コロボックルが姿を見せてくれると期待してました。(実は、今も。)

 今読み返しても、小さい人達との出会い、対面、そして建国、人間社会との関わりなど、ドキドキワクワクです。

 小さい人達はもちろんのこと、物語の舞台となる小山もとても魅力的です。
 私自身も、この場所で遊んだような気がしてしまいます。

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▽初ものがたり
 (宮部みゆき)


 時代小説は苦手だったのですが、宮部さんの時代小説は普通の現代ミステリーと同じ感覚で読めます。

 この本は、シリーズ短編集になっていて、毎回その季節の旬の食べ物が出てきます。
 今は何でも年中出回っていますが、この本では季節感を味わうことができます。
 どれもすごくおいしそうで、お腹がすいてきますよ!

 いえ、ポイントはそこだけでなく(笑)、人情溢れる物語も抜群です。


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▽おちゃめなふたご
 (ブライトン)


 イギリスの双子姉妹の寄宿学校生活。
 勉強嫌いのワガママふたご、個性あふれるクラスメート、真夜中のパーティー、厳しい先生、怖い上級生、クラブ活動、サーカス見学・・・。

 双子は様々な経験を通して成長していきます。14歳からのお話なので、日本でいうと中学~高校時代ですね。
 諍いも多いけど、いいところをみつけて認め合うこともちゃんと学んで、素晴らしいな~と思います。

 今から60年以上も前にイギリスで書かれたお話ですが、今読んでも全然古く感じません。
 子供の頃読んだ時は、真夜中のパーティーやお茶の時間の、楽しそうなことおいしそうなことが羨ましかったです(笑)
 日本の学校にも、お茶の時間なんかあったらいいですね~。

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▽あの娘は英語がしゃべれない!
 (安藤優子)


 ニュースキャスター安藤優子さんの少女時代。
 いつも格好良い安藤さんの、可愛い高校生時代が目に浮かぶような内容です。

 たった1年の留学生活が、まるでドラマのように展開されていきます。
 日本人留学生がハロウィンの夜に射殺された事件が起こった時に、「早く書かないと」と思ったそうで、この本の中には、楽しいところばかりでなく、辛いこと悲しいことや事件に巻き込まれたこと等もちゃんと書かれてあります。

 でも、これを読んだら学生さんはますます留学に憧れそう。留学のひとつもしとけば良かった、と思うかも。私は思いました。(笑)
 学生時代が遠い人は、学生時代が懐かしく思い出されることでしょう。

 「あんまりできないこと = 少しでもできること」

というのは、いかにもアメリカちっくな自己主張のうちの1つですが、これはいいと思います。自分に自身を持つためのオマジナイになりますよ!
 詳しくは本の中で、優子さんと一緒に体験して下さいね♪

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▽ちいさいモモちゃん
 (松谷みよ子)


 近所のおねえさんに借りて、初めて読んだ子どもの頃、お人形の写真の表紙や挿絵がとてもかわいくて、高級そうに見えて、とても大好きな本でした。

 シリーズ1冊目のこの本は、モモちゃんがうまれた時から3つになるまでのお話です。

 くろねこのプーと仲良しになったり、ママがお仕事のあいだ、「あかちゃんのうち」へ通ったり。
 黒い電話や電車のきっぷにパチンとしるしを入れる、なんて表現が時代を感じさせるものの、内容は色褪せていません。

 1才になったモモちゃんには、ママがパンツを30枚も縫ってくれます。「失敗しても怒っちゃだめ。だまってパンツをとりかえるだけ。」なんて今聞いてもなるほどって思えます。
 ママのおむかえが遅くて、怒って雲のうえまで電車で行ってしまったり、あたらしいカサとながぐつが嬉しくてお庭で雨ふりごっこしたり。

 夢と現実の境目があやふやだった頃の気持ちを思い出させてくれるでしょう。

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▽竜の柩
 (高橋克彦)


竜の柩/高橋克彦 竜=神=宇宙人・ロケット??? という、一見突拍子もなさそうなテーマのお話です。

 1冊目・聖邪の顔編2冊目・ノアの方舟編では、「龍とは何か?」と歴史的事実や資料に基づいて、日本国内から世界へと西へ西へと追って行くうち、本当にそうかもと思えてきます。

 3冊目・神の星編4冊目・約束の地編では、とうとう神々の国へ。ここまでくるとさすがにファンタジーの域ですが、歴史的な話や神話に基づいているのでまるっきり「お話」という感じがしません。

 歴史や古代や宇宙やファンタジーが好きな人はぜひ。
 講談社文庫版もありますが、装丁がこちらのほうが神秘的な感じで私好みです。

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▽クレヨン王国の十二か月
 (福永令三)


 12の悪いクセを持つ王妃をこらしめるために、家出したゴールデン王様。
 王様を探すためにクレヨン王国の12の町を旅しながら、欠点に気付き改めていくシルバー王妃。
 何の因果か、シルバー王妃のおともにさせられてしまった、主人公ユカ。

 この3人と一緒に、私達もクレヨン王国へ。
 いろんな人が住んでいて、季節感あふれる12の各月の町々を旅するのはとっても楽しいですよ!

 大人になって思ったこと。
 王様がいないとクレヨン王国は滅びてしまうらしいんです。なのに家出って・・・王様もじゅうぶんワガママなんじゃ・・・?


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▽まほうをかけられた舌
 (安房直子)


 この本は短編集で、表題作のほか4編から構成されています。(「青い花」「コロッケが五十二」「ライラック通りのぼうし屋」「海からのおくりもの」)

 どの作品もファンタジーがいっぱいです。
 なかでも「青い花」「ライラック通りのぼうし屋」「まほうをかけられた舌」の主人公たちの成長するさまは、子どもが読んでも大人が読んでもよく分かると思います。

 理想とは異なる現実 → 理想がかなう → 熱中する → 現実に気付く・思い出す → 成長する

 大まかに書くとこんなパターンで展開されています。分かりやすいですが、話はとても面白いです。ファンタジーに浸りつつ、人生について考えてみませんか。

~ 表題作「まほうをかけられた舌」より ~
 料理オンチ、味オンチの洋吉は、小人に魔法をかけてもらいました。一流の料理人だった父さんの味を一生懸命勉強すると約束して。まずはじめに、お父さんが最後につくったカレーの味を勉強して、そのすごさが初めてわかった洋吉。なのに調子に乗っちゃって・・・

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▽チョコレート戦争
 (大石真)


 町中の人気の洋菓子店、金泉堂。シュー・ア・ラ・クレーム(シュークリーム)やエクレール(エクレア)などの、舌もとろけそうなそのおいしさは、折り紙つき。ただ、お値段も高くてめったに食べられません。

 ある日、主人公たちは金泉堂のショーウィンドウを割った犯人にされてしまいます。
 はたして、子どもたちは名誉をとりもどせるのか?わからずやの大人たちをギャフンと言わせられるのか?

 わからずやの大人たちと言いますが、ちょっと忘れてるだけなんですよね、初心を。
 最後には間違いを認めて、学校中の生徒たちにデコレーションケーキをふるまってくれちゃうんですから、金兵衛さん(金泉堂主人)も捨てたもんじゃありません。
 子どもの頃に読んだときから、彼のことけっこう好きでした。(笑)

 金兵衛さん修行時代のエピソードもあり、なかなか奥の深い本です。(でも何といっても、ナマツバものの洋菓子の描写がサイコーなんです。おいしそー!)

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▽ベルナのしっぽ
 (郡司ななえ)


 郡司家の長女ベルナは、盲導犬です。
 ベルナは、大切な仕事をしています。ベルナの仕事は、お母さんを守ることです。

 この本は、著者の郡司ななえさんとしっぽのある娘ベルナのお話です。出会い、色々な経験、そして別れ・・・。
 盲導犬は、通常、老齢になったり体が弱ったりすると、リタイアします。
 けれど、ななえさんは、ベルナと最期まで一緒にいる道を選びます。

 胸を打つ場面は数あれど、私は、図らずもお姉さんになってしまった時のベルナの気持ちにとても共感しました。(私もお姉さんなので。)

 みんなで盲導犬への理解を深めることができれば良いなと思います。


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▽ハッピー!
 (波間信子)


 ハッピーは、香織さんの盲導犬。

 わんこ達も可愛いのですが、香織さんとそれを取り巻く周りの人達の人間関係にもう涙涙涙・・・
 日常の話ばかりなのですが、何故か何度読んでも泣けるんです。(涙)


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▽赤毛のアン
 (モンゴメリー)


 アンを知らない人はいないだろうというぐらい、あまりにも有名人物ですね。けれど、私は子どもの頃にアニメや絵本は見ていても、改めて本を読んだことがなかったのです。
 でも読んでみたら・・・ハマりました!

 途切れ途切れに記憶している場面が、記憶通りだったり全然違ったり。
 子どもの頃、ロッテンマイヤさんの次にいじわるだと思っていたマリラが、実はとっても優しくアンを愛していたのがわかって感動したり。


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▽女たちのジハード
 (篠田節子)


 同じ会社に勤めている5人の女たち。
 強い女もいれば、弱い女もいる。自力で道を切り開く女もいれば、他力本願な女もいる。
 それぞれが、それぞれの考えで、それぞれの道を生きていく。

 この本は、5人の異なるタイプの女たちの生き方について、描かれています。
 5人を描き切るには短すぎて、少しもの足りないところもありますが、ふだん理解できないと思っているタイプの人を少し理解できたり、自分の道を考えるきっかけや参考になる本です。


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▽火車
 (宮部みゆき)


 ある女性が姿をくらませた。実に手際よく、痕跡を残さず。
その女性の行方を追ううち、彼女は実は彼女その人ではないことが分かる。

 彼女の正体は? 彼女はなぜ他の誰かにならなければならなかったのか?
 謎は謎をよび、そして・・・。

 借金や自己破産は、本人が浪費家だから悪いのか。社会のしくみが悪いのか。色々考えさせられた本です。


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▽車のいろは空のいろ
 (あまんきみこ)


 「これは、レモンのにおいですか?」ほりばたでのせたお客のしんしが、はなしかけました。
「いいえ、夏みかんですよ。」

 こんな出だしのお話に、覚えはありませんか?
 これは、この短編シリーズの中の「白いぼうし」というお話の始まりです。
 タクシー。運転手の松井さん。夏みかん。モンシロチョウ。幼稚園の男の子。白いぼうし。

 ・・・思い出してきましたか? 小学校の国語の教科書で読んだお話しです。
 音や映像のみならず、文章も記憶を呼び覚ましてくれます。懐かしい文章は、懐かしい記憶につながります。

 あの頃は一大事だったことも、今では思い出。ですよね?
 ということは、今の一大事だって、四半世紀後にはきっと思い出。のはずです。

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▽BASARA
 (田村由美)


 20世紀末に高度文明が滅びてから300年。人々は、王族の圧政に苦しみ続けていた。
 そこに誕生した双子の兄妹。兄は暴君の圧政から人民を救う「運命の子」と予言される。しかし・・・。
 村を滅ぼされ、たった1人から始まった旅。仲間を求め、情報を求め、王を倒すため・・・。

 主人公だけでなく、脇役達も魅力的な人ばっかりです!
 日本全国の主要都市が舞台となり、だんだんに各地方の仲間が増えてくるのもとても楽しいです。
 あなたの地元はどこですか? 誰が気に入るでしょう?
 ハラハラしたり感動したり、笑いあり涙あり、嫌なことも忘れてのめりこめることを保証します!


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▽地下街の雨
 (宮部みゆき)


 麻子は同じ職場で働いていた男と婚約をした。しかし挙式二週間前に突如破談になった。麻子は会社を辞め、ウエイトレスとして再び働きはじめた。その店に「あの女」がやって来た。

 疑いもせず地上に出てみたら土砂降り。【地下街の雨】は、裏切られた時の気分と似ているかも知れません。
 それでも、もう濡れちゃったからもうどうでもいいや、なんて投げやりにならないで下さい。
 傘を持って待っていてくれる人や、軒先を貸してくれる人も、きっといるから・・・。

 話の筋より人の感情のほうを、より細かく書いてあるから、この著者の物語は好きでない、と思う人もいるようですが、私はそれだからこその物語に惹かれます。表題作ほか6編ともに、おすすめです。


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▼ライトなスピリチュアル本は、幸せへの気付き

▽エンジェル・エンジェル・マジック―あなたの天使とコンタクトをとる方法
 (マーガレット・ネイロン)


 天使って? という最初の説明から、『自分で』天使とコンタクトをとるための様々な瞑想やお祈り、そしてワークの方法、心がけ。インスピレーションカード(オラクルカード)すら、自作を推進!

 天使達との遭遇・・・そんな本は数あれど、ここまで『自分で』コンタクトをとることを主張した本に、私は初めてお目にかかったので、すぐ気に入ってしまいました。

「天使はいるかもしれないけど、自分には縁がない」「天使とのコンタクトは難しい」「特殊な人にだけ与えられた能力だ」という、間違った思いを、まず取り除きましょう。(本文より)

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▽[魂の願い]新月のソウルメイキング
 (ジャン・スピラー)


 占星術に新月カレンダーを組み合わせ祈ることで「夢をかなえるかつてない最強パワー」を得る方法を、誰にでも使えるようにマニュアル化。

 綺麗なお月様を見ると、誰しも神秘的な気持ちになって、お願い事のひとつもしてみようかなっと思うと思います。
 でも・・・願い事をするのは、新月。そう、月は見えません。

 農業では、新月に種まきをするとグングン育ち、良い収穫が得られるというのは常識なんだそうですよ!
 植物だけでなく、生物は皆、月の影響を受けて生きています。人間も同じってことですね♪

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▽「魂の目的」ソウルナビゲーション―あなたは何をするために生まれてきたのか
 (ダン・ミルマン)


 「誕生数」が教える「運命システム」とは、誕生年月日を元に、3つ或いは4つの数字からなる誕生数を決定し、人生の目的を読み取るシステム、なのだそうです。

 同じ誕生数を持つ人が、同じ運命なのか?というともちろんそうではありません。
 ただ、人生の目的や傾向が似ているだけです。

 私は何のために生きているんだろう? 私の人生の課題は何なんだろう?
 誰でも一度はそんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。そんな時の「傾向と対策」にどうぞ♪

 ちなみに私は、「感情表現がヘタ・・・」(というか、感情を人前で表現するのが恥ずかしいってことなんですけど)と人から指摘されたり、自分でもそれが気になったりしていた時に、この本に出会ったのですが、該当ページに
 「表現力と感性の障害を克服し、自己不信を乗り越えて表現力を発揮し・・・」
と書いてあって、うひょー! と思いました。

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▽ツキを呼ぶ「魔法の言葉」
 (五日市剛)


 著者が旅先で出会ったおばあさんから教えてもらった魔法の言葉、「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」。
 おばあさんは、この3つのツキを呼び込む言葉を唱えるだけで、誰でもツキっ放しになると言う。それは・・・。
 小冊子版に加え、「魔法の言葉」効果を医師が解説、そのほか体験集なども掲載。

 「ありがとう」は、不幸の連鎖を断ち切る呪文。「感謝します」は、ツキの先取り♪ 詳しくは、読んでみて下さい。「ツイてる」は・・・、斉藤一人さんも同じことおっしゃってますね。早速、実験実験♪・・・ただ、大阪人的には「ツイてる」って口にしにくいんですよねえ。こっぱずかしくて!(笑)

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▽ストン!―あなたの願いがかなう瞬間
 (藤川清美)


 「潜在意識」にお任せすれば、「成功」が待っている。努力や勤勉はドブに捨てなさい─。
 そう言われてビックリの著者が、それでもそこから「潜在意識」と「共時性(シンクロニシティ)」の実験を始め・・・。

 潜在意識のパワーは、無限大。これも、よく言われていますね~。
 著者がどのように潜在意識を活用しているかというと、師匠に教わったように書いて書いてかきまくっています。
 そしてイメージング。自分なりにも色々試したりアレンジしたり。それは負のイメージが入り込む余地のないほど。
 熱意とパワーの実験集。参考になりますよ~。

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▽結晶物語
 (江本勝)


 水の結晶の形って、とても綺麗です。こんな美しい模様を、一体誰がデザインしたのでしょうか? しかも複数パターンも。

 この本は、水の結晶の写真集エッセイで、水に色々な言葉を見せてから凍らせて、その結晶の形を写真に撮っています。綺麗な言葉を見せたら綺麗な結晶ができ、汚い言葉を見せたら汚い結晶ができたり、結晶になれなかったりします。

 ほんとかどうかは、実験してみましょう♪ でも、私たちだって、綺麗な言葉を受け取ったら嬉しいし、汚い言葉を投げつけられたら悲しくなりますよね。そして人間の身体は70%が水分。ということは・・・。

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▽話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く
 (ピーズ)


 かなり宣伝されていた本なので、タイトルをご存知の方は多いと思います。
 男女の脳内の違いを説明した、わりと真面目な本です。

 「彼氏ほしー!!」とか、「彼女と長続きしないー!!」とか、「夫婦喧嘩ばっかり!」
 ・・・と思ったことのある人はぜひ参考に♪

 どうしたらうまくいくのかとか、どうしたら相手が喜ぶかとか、仕方ないとあきらめるかとか、新しい視点が増えると思います。


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▽心の傷を癒すカウンセリング366日―今日一日のアファメーション
 (西尾和美)


 アファメーションとは、自分を肯定する言葉。自分を大切にする言葉。自分を愛する言葉。自分をサポートする言葉。自分の人間性を前向きに受けとめ、新しいことを学び、よりよい人間へと成長するよう勇気づける言葉。魔法の言葉・・・。

 アメリカ在住の精神科医である著者によって書かれた本で、1ページ1日ずつの言葉とその説明が書いてあります。
 気になるページから、どんどん読んでみて下さい。何回でも読んで下さい。
 全てのページに書いてある言葉は、魔法の言葉のように口ずさんでみて下さい。この魔法の言葉は、ブルーの波が来たとき、きっとあなたを助けてくれます。

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▽ふわふわさんとチクチクさん―大人のための心理童話
 (クロード・スタイナー)


 もらったりあげたりすると、暖かく幸せな気持ちになれるもの。それが「ふわふわさん」。もらったりあげたりすると、冷たく嫌な気持ちになってしまうもの。それが「チクチクさん」。

 与えても、与えても、なくならないもの。むしろ与えれば与えるほど、与えられるもの。この本で「ふわふわさん」と呼ばれているもの。それは、思いやり、やさしさ・・・愛情なのかな? と、私は思います。

 本の後半には、「交流分析」というこの絵本の下地になっている心理療法について易しい解説があります。


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▽いつでもいまが出発点
 (宇佐美百合子)


 素直と無邪気、それは愉快な人生に欠かせないもの。
 勇気と感動、それは退屈しない人生にぜったい必要。
 愛と感謝、それは幸せな人生に必ずあるもの。

 で、いま何が足りないのでしょうか? 一休みして、自分の心にきいてみませんか?

 ・・・というか、タイトルが全てを表しています。タイトルの言葉に尽きます。
 いつも心に留めておきたいです。


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▽診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界
 (大平健)


 子供の頃から、私たちは色んな物語に触れてきました。誰かがお話してくれた昔話。自分で読んだ絵本。紙芝居。テレビアニメ。それらのお話は、いつの時代も私たちに色々なことを教えてくれます。

 チルチルとミチルの幸せの青い鳥は、探して探し回った結果、自分の家にいた。・・・というのはあらゆる場面でよく引用される、日常に溶けこんだ物語の代表ですよね。

 この本は、精神科医である著者が用いている、物語を使ってクライアント自身に問題を整理しやすくするというカウンセリングについて書かれています。
 とても読みやすく理解し易い本です。きっとあなたも「自分の物語」をみつけてみたくなりますよ♪

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▽自分が輝く7つの発想―ギブ&テイクからギブ&ギブンへ
 (佐々木かをり)


 私は、ネットを通してたくさんの人生の先輩、それもカッコイイ女の先輩たちをみつけてきました。

 本書の著者である、佐々木かをりさんもその1人なのです。会社の社長でもあり、色々なグループの代表でもあり、テレビのリポーターやキャスターでもあり、この本の執筆者でもあり、さらにおかあさんでもある・・・

 何足ものわらじをはきこなす著者が、この本を通して、彼女自身が 『人生を前に前にと進んでいくためにエネルギー源として使ってきている数々のキーワード』 を、詳しく教えてくれています。

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▽生命のバカ力―人の遺伝子は97%眠っている
 (村上和雄)


 人も動物も植物も細胞も、遺伝子を持つものは皆、等しく無限大の可能性を秘めている。
 遺伝子にプログラムされていることならば、遺伝子のスイッチがオンになりさえすれば、何でもできるようになるのだ。例え不可能と思えることでも。

 ブドウ糖しか食べることができないと思われていた大腸菌が、乳糖だけを与え続けた結果、飢餓状態を乗り越えついには乳糖を食べることができるようになった。

 これは、乳糖を消化するという新たな能力が備わったのではなく、元々持っていたが眠っていた能力が目覚めたのである。(そこの遺伝子スイッチがオンになった。)遺伝子は、乳糖を消化するというプログラムと元々持っていたのに、使っていなかっただけなのだ。

 持って生まれた才能の違い、なんてあきらめる必要はないんです!

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▽変な人が書いた成功法則
 (斎藤一人)


 著者は自らを「変な人」と称しています。人生において、仕事において、目のつけどころが「普通の人」と違うからだそうです。
  「大多数の考え=ふつう」 → 「ふつうでないこと=変」
 普段、気をつけているつもりでも、ついつい、こんな風に考えてしまいがち。でも基本的には、人の数だけ考え方も色々あっていい、と思います。

 ですからこの本の中にも、「そうか! 教えてくれてありがとう!」と思うところもあれば、「ちょっと、それは違うんじゃ・・・」と思うところもありますが、「賛成♪」と思ったことは取り入れる。そうでないことは、取り入れない。それでOKと思います。


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▼ヘビーなスピリチュアル本は、幸せへの階段

▽聖なる予言
 (ジェームズ・レッドフィールド)


 南米ペルーの森林で、発見された古代文書。そこには、人類永遠の神秘、魂の意味に触れた、深遠な九つの知恵が記されているという。
 何かに導かれるようにペルー行きの飛行機に飛び乗った主人公は、そして偶然と思えぬ様々な出会いを通して、ひとつずつその知恵見い出していく。

 この本を読み始めて、私はビックリしました。なぜなら、小説だったからです。(小説だと知らなかったので)
 スピリチュアリズムの、実践哲学小説です。
 面白いですよ! サスペンスミステリーとしても楽しめます。


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▽アウト・オン・ア・リム
 (シャーリー・マクレーン)


 実ることのない恋への執着が、いつしか自分自身への長い旅の始まりとなった。行動派で知られるハリウッドの人気女優が、数々の神秘的な体験をきっかけとして、本当の自分、神、宇宙について知りゆく過程を綴る。

 女優の不倫エッセイ・・・ではありません。魂についてのお話です。
 「アウト・オン・ア・リム(Out on a Limb)」 というのは、「枝の外に手を伸ばさないと、果実は手に入らない」 という言葉の一部分で、これは彼女の、魂についての気付きが展開していく中、半信半疑から信じざるを得なくなっていくキーワードとなっています。

 すごく面白かったのですが、彼女のツインソウルだという、デイビッドはその後どうなったのーーーー!? というのがとても気になります(笑)

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▽生きがいの創造
 (飯田史彦)


 飯田史彦さんの『生きがい』シリーズの本は有名で、またたくさんあり、私も全ては読んでいませんが、この本は、その中でも総まとめ的な内容になっているそうです。

 生きていると、なんで? どうして? と思うこと、たくさんありますよね。どうして、こんなにつらい目に遭うんだろう? なんで、愛されないんだろう? なんで生きてるんだろう? とか。

 生まれ変わりなんてバカバカしい、と決め付けずに、大学の先生が諸説を検証したレポートを読んでみませんか?
 誰でも、現実主義の人でも、楽しめる本です。自分の中に、答えを見つけられるかも知れません。

 諸説や諸先生方の紹介などもたくさん書かれてありますので、自分に合う説や人に出会える本だと思います。
 文庫版もありますが、こちらのほうが新しく、内容も編集されているようです。

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▽それでも人生にイエスと言う
 (フランクル)


 どんな時にも、人生には意味がある。
 どんな人の、どんな人生にも意味があり、なすべきこと、満たすべき意味が必ず与えられている―。

 強制収容所を体験した、精神科医フランクルは、「夜と霧(原題:心理学者、強制収容所を体験する)」の著者で、本書は強制収容所から解放された翌年にウィーンの市民大学にて、その体験と思索を語った3回の講演会を収めたものです。

 過酷な話は、優しい語り口で展開していきます。
 彼に 「それでも人生にイエスと言おう」 と言われて、励まされない人は少ないのではないでしょうか。

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▽毒になる親 ― 一生苦しむ子供
 (スーザン・フォワード)


 アルコール中毒や、暴力をふるう親だけが、「毒になる親」ではありません。
 子どもが従わないと力や言葉で罰を与え続ける親、脈絡のない怒りを爆発させる親、怒りに一貫性のない親、残酷な言葉で傷つける親、こんな親も「毒になる親」なのです。

 このような親が言う 「あなた(子ども)のため」 は、実は 「私(親)のため」 だったりします。親側も無意識の場合が多いのですが・・・。そしてその親も、そういう親に育てられた可能性が高いのですが・・・。

 親だからって絶対に正しいわけではないのです。けれど、家族が世界のすべてだった幼い頃はそんなこと分かりませんよね。

 もういい大人なのに、別に悪いことではないのに、何かをするときや判断するとき、つい、 「親がこれを知ったらどう思うだろう?」 などと思ってしまっていませんか?
 気付くことが、始まりです。気付けば、変われます。

 対処方法などの具体例も書かれてありますが、いきなり親と対決する等ちょっと過激な部分もあります。でも実行しなければならないわけではありませんので、読むだけ読んでみて下さい。

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▽アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法
 (西尾和美)


 自分に何が起こっていたのか、自分に何が起こっているのかを、見つめるためのドリルです。
 全部自分でできればすごいし、全部はできなくても試してみる価値ありですよ。

 この本に出会った20代半ば、「今日一日のアファメーション」の本と共にとても励まされました。

 カウンセリングやメンタルクリニックやヒーリングサロンなどに出かけるのはまだちょっと・・・という人は、ぜひ読んで試してみて下さい。


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▽22を超えてゆけ―宇宙図書館(アカシック・レコード)をめぐる大冒険
 (辻麻里子)


 主人公マヤは、過去から未来にわたる全人類の記憶を一つ残らず書き記しているという「宇宙図書館」で、数字やパズルをクリアしながら、その知恵を自分のものにしていく。
 現在、過去、未来の時間の座標軸と空間の座標軸が交錯しあい、さらに幾つもの次元が重なった中・・・。

 アカシック・レコードって聞いたことありますか? それは壮大なデータベースで、いにしえの過去から遥か未来までの、全ての出来事が記載されているといいます。

 そして、それは誰でもがアクセスし、利用することができるのだとか。どうやって? それは、読んでのお楽しみです。ちょっと難しいですが、この本は小説なので読みやすいです。
 パズルとか数字とか、よく分からない部分もあるにはありますが(笑)、面白いです。


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▽太陽の国へ―22を超えてゆけ〈2〉
 (辻麻里子)


 「宇宙図書館」のエリア#6と#7の間を修復せよ、との命を受け、マヤはゼロポイント・プロジェクトを開始し、太陽の国をめざす。

 やっぱり、パズルとか数字とか、よく分からない部分もあるにはありますが(笑)、宇宙図書館の体験は面白いです。
 マンダラぬりえが楽しいんです♪ そしてこのマンダラは、宇宙図書館へのショートカットだとか・・・!

 ※この本は、独立した作品になっていますので、『22を超えてゆけ』を読んでいなくても読み進むことができます。
 と、本書内に書いてありましたので、どちらからでもどうぞ♪


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▼絵本は、誰にも読みやすく、意外に深い。

▽そらいろのたね
 (なかがわりえこ・おおむらゆりこ)


 模型飛行機と交換した、空色の種。なかよしの花を咲かせましょう。大事に世話をしたら、スゴイものが育ってきました。
 そのスゴイもの、みんなであそんでいたら、返せって言われます。

 スゴイものだったってわかったら返せだなんて、わがままですね。しかもひとりじめ!
 みんなは返してあげましたが、自分勝手な行動にはバチが当たります。お日様はちゃんと見ているのです。

 ところで、キツネってたいてい悪者として描かれてますが、なぜなんでしょう? 目つきかな?


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▽ホワイト ユニコーン
 (葉祥明)


 あなたは本当の自分をまだ知りません。あなたは本当の自分の美しさに まだ気づいていません。
 あなたはこの世で唯一無二の存在です。真の美は、あなたの心の中にあります―

 一角獣なんて、いないと思いますか?
 妖精なんて、いないと思いますか?
 天使なんて、神さまなんて、いないと思いますか?
 宇宙人なんて、いないと思いますか?
 想像の中のものは、現実ではないと思いますか?

 あなたは、自分のことが好きですか?

 葉祥明さんの可愛い絵と美しい言葉を、眠る前に心に沁みこませましょう。


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▽世界は1つの生命からはじまった―サムシング・グレートからの贈り物
 (村上和雄・葉祥明)


 遺伝子工学の第一人者で、「生命のバカ力―人の遺伝子は97%眠っている」の著者である村上和雄さんと、絵本作家で、「ホワイト ユニコーン」等の著者である葉祥明さんが、共同で絵本を作成されました。

 遺伝子の話というと難しそうに思うかも知れませんが、絵本ですからとても読みやすいと思います。
 不思議に可愛らしい絵を眺めながら読めば、この世の生物は見た目がどんなに違っても同じ遺伝子を持つ同じ仲間なんだな、ということが実感できると思います。

 また、エスペラント語が使用されているのも特長です。この本は、日本語と英語、エスペラント語の3か国語で書いてあります。(ヨーロッパ諸語の語彙を取り入れながらつくられた、中立公平で学びやすい国際共通語。)

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▽ぐるんぱのようちえん
 (西内 ミナミ・堀内 誠一)


 ぐるんぱは、淋しがり屋の大きな象です。
 ある日、働きに行くことになりましたが、どの職場でも大き過ぎる物ばかり作って、すぐクビになってしまいます。
 職場を転々とし、落ち込みながらも頑張るぐるんぱ。
 でも幼稚園を作ることになった時、それまでの仕事がとても役に立ったのでした。

 この絵本は、子どもが読んで楽しいだけでなく、
 「何をやっても向いていない、モノにならない」
と、自分の可能性を見失ってしまいそうな時に、
 「何をやっても続かない、すぐに転職してしまうのはダメな人間だ」
と、自分に絶望してしまいそうな時に、大人にも別の視点を与えてくれる絵本だと思います。


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▽うさこちゃん(ミッフィー)
 (ディック・ブルーナ)


 あなたは、「ミッフィー」派ですか? それとも、「うさこちゃん」?
 私は、「うさこちゃん」派です。いつの頃からか、「ミッフィー」が主流になってしまい、勝手に名前を変えるなーーーあ! と思っていたのですが、英名だったんですね~。(彼女の本名はオランダ語[nijntje]、なんて発音するんでしょうか?)

 あかちゃんウサギのうさこちゃんと家族の、短くて暖かい物語は、懐かしく和みます。色合いにも癒されます♪


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▽とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本
 (ベティー・ボガホールド)


 これは、子ども向けの、子どもだけ用の本ではありません。子どもから大人まで、みんなに読んでほしい本です。

 知らない人に声をかけられたり、見られていたり、ついてこられたり、だれかに体をさわられたりしたとき。
 だれに助けを求めるか? どうやって? どこへ逃げるか? もし、怖い目や嫌な目にあってしまったら?

 誰にも傷ついてほしくない。でも、今の世の中、何が起こっても不思議じゃない。
 だから、暴力や犯罪や、心の傷から自分を守るための方法を、ひとつでも多く知っておきたい。
 具体例で書いてあるので、子どもにも理解しやすく、また誰にも実用的です。1970年頃に書かれた本とは思えないほどです。


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▽ふたりはともだち
 (アーノルド・ローベル)


 かえるくんとがまくんシリーズの絵本です。

 がまくんとかえるくんはとっても仲良し!
 5話構成で、最後に収録されている「おてがみ」は、国語の教科書にも載っていたので、懐かしく思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 かえるくんとがまくんの仲良しぶりが羨ましいです。

 いつでもお互いを思いやる、そんな友達関係を心がけたいですよね。


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▽からすのパンやさん
 (かこさとし)


 「いずみがもり」のカラスの夫婦のパン屋さん。
 売れないパン屋さんだったのですが、4つ子ちゃんのわがままから生まれたアイデアで、一躍有名パン屋さんに・・・。

 色んな形の色んなパン、すごくおいしそうです。はい、もう絶対にパンが食べたくなります(笑)
 老若男女のカラスの行列ができた時、欲しいパンの数によって異なる色の風車のところに並んで下さい、というのも何故か不思議にわくわくしました。

 必要は発明の母、失敗は成功の母、そんなパン屋さんです。


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▼笑える本も、癒しに通ず

▽トイレは小説より奇なり
 (酒井順子)


 使用するトイレットペーパーの適切な長さとは? 女性がトイレの水を二度流しする心理とは? デートの時トイレに行くタイミングは?
 ・・・等々、普段あまり話題にのぼらないトイレ事情。

 トイレのことなんて、あんまり話さないですよね。でも、毎日使う。使わない日は、ない。
 著者の便秘薬やトイレとの付き合いについてや、誰しも日常的にやったり思ったりしていることを、 掘り下げて書いてあります。自分だけじゃなかったんだ! ・・・と安心したりして(笑)

 表題のコラムが全体の1/10程度なのが残念なのですが(もっと読みたい。ぜひパート2を・・・笑)、トイレなシモネタ連発かと思いきや、

 「元来ネガティブ思考な人にポジティブ思考になれなんて、
  A型の人にO型の血液を輸血するようなもの」

なんていう、心が軽くなるようなコラムも。(もちろん、これも笑えます。)

 笑える本が読みたくなったら、ぜひ。この著者の本は、どれも笑えます!
 私はこの本を本屋で偶然見つけて、パラパラ読んですぐに買ってしまって以来、彼女のファンです。好みが分かれる作風でもあるようですが、自虐的ギャグは、大阪人の得意とするところ(笑)

 ほかに『快楽は重箱のスミに』なども読みやすいです。


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▽動物のお医者さん
 (佐々木倫子)


 獣医のタマゴ達と、教授達。そして、動物達。
 人だけなくて、動物もヘンなんです。
 笑えます。面白いです。

 人と会話するわけではないのですが、動物達もしゃべって、それがまた面白い。
 色々思ってるだろうとは思ってたけど(笑)


 動物や子供が好きな人は、この他にこんなのもおすすめです♪
 笑えますよ~~!



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▽ごくせん
 (森本梢子)


 こちらもドラマで有名になりましたが、一昔(二昔?)前の青春ドラマ『スクールウォーズ』のお笑い版、といったところでしょうか。

 生徒が悪ガキばっかりで、先生が義理人情に厚いのは同じですが、先生は泣き虫ではなく、スポーツ万能でめちゃくちゃケンカが強いアネゴです。

 「ごくせん」とは、「極道な先生」ではなく、「実家が極道の先生」のこと。
 学校の先生たちも笑えますが、この実家の極道の人たちがまた・・・こんな極道おらんやろ、みたいな感じでかなり笑えます。犬も・・・(笑)


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▽研修医なな子
 (森本梢子)


 ごくせんと同じ著者のこれも、すごく面白いです。
 研修医を中心とした、お医者さんたちのドタバタコメディー。

 もちろん命に関わる仕事なので、もちろん笑ってばかりもいられませんが、笑いだけを集めました! ・・・という感じです。

 個性的な人達の集まりなのはもちろんですが、ごくせんの組長さんが入院してる回もあったりして、そんなとこも面白いです。


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▽GREEN―農家のヨメになりたい
 (二ノ宮知子)


 のだめカンタービレと同じ著者のこれも、笑いを耐えられません。のだめのほうが有名ですが、私はどちらかというと、こっちのほうが好きです。

 主人公ワコちゃんの全てに対する猪突猛進ぶりが、とにかく笑えます。あまり友達にはなりたくないですが(笑)

 ワコちゃんの家族や、田舎の農村の人達も、変な人ばっかり。ミーハーなワコ母と弟、マル暴の父。果樹園のTMR、その父・星一徹、しいたけギャル、土づくりの名人ヘンクツじじい・・・。

 これも外では読まないほうがいいと思います。噴き出しますから(笑)

 ハチャメチャぶりということでは、同じ作者の『OUT』もおすすめです。こちらは主人公は人でなしのヒモ男・・・?!


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▽のだめカンタービレ
 (二ノ宮知子)


 メインテーマは、クラシック音楽とそれを奏でる人たち。なのですが、あまり関係ありません。変人の集まりです。(笑)

 ピアノバカで変態の主人公のだめ、万能の人だけど音楽バカの人、ロックなヴァイオリンバカの裏軒の息子、女たらしのチェロ弾き、クラシック界の加納姉妹、ヒゲとモジャモジャがチャームポイントの乙女チック男子、生徒にやる気を出させるほどやる気のある教師ではない先生、やる気まんまんのハリセン先生、オーボエバカの武士等々数え切れません。

 電車の中や、書店で立ち読みしたら最後、人様に醜態をさらすことになるでしょう。私は、2度ほど耐えられませんでした(笑)耐えられないっていうより、もうその瞬間笑ってるって感じなのです。
 しまった、と思った時にはもう遅いのです・・・。ぎゃぼ!!(ぎゃぼ:のだめ語)

 9~10巻目の日本編、フランスへの留学直後くらいまでが、笑い度高いです。(それ以降はのだめが以前より普通の人になってきてしまうので。。。)

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▽天才柳沢教授の生活
 (山下和美)


 とことん真面目で、社会ルールも自分ルールもどんなルールも何があっても頑固に守る、そんな柳沢教授の言動が笑いを誘うのはもちろん、そんな教授を受け入れ、見守る周りの人たちもまた個性的で笑えます。

 私は1巻を読んだ時はそうでもなかったんですが、2巻から面白くなりました。
 ずっと続いている話ではなく、一話完結だったり、続いても数話だったりなので、読みやすいです。
  2巻には、笑いだけでなく、教授のセリフに

「(私が)真面目なのは性なのだ
 私にとってはこれがあたりまえで、自然なのだ」

というのがあって、当時真面目コンプレックス(笑)だった私は大いに勇気付けられたのです。
(←その話が載っているのは文庫2巻です。)


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▽ダーリンは外国人
 (小栗左多里)


 著者小栗さんの配偶者は外国人(アメリカ出身のハンガリアン×イタリアン)で、彼は日本語ぺらぺら、かつマルチリンガルの語学オタク。で、とても真面目。
 そしてちょっといじめっ子気質の著者。

 二人の日常生活(異文化交流?)を描いた、マンガエッセイです。
 (度を越す真面目は笑えるってことなのかしら・・・)

 私は、ヘンな魔女と天使が活躍する『まじょてん』も笑えて好きです。でも新品は入手困難かもです。